在宅で看取りをされた友人のお話

なごみ訪問看護ステーションでは、これまでの14年間に多くの方の看取りに関わってきました。

在宅での看取りと言っても、普通はイメージがつかないことが多いと思います。当然です。

「その時になってみないとわからない」と、考えることを避けている場合も多いのではないでしょうか。

一方で、最期を在宅で過ごしたいと思っても、実際にそれを決断するのは難しいかもしれません。

 

今回は、がん末期のお父様を在宅で看たいという相談を受けた友人B子さんの話をご紹介します。

 

友人のお父様のAさんは奥様と二人暮らしですが、奥様もご病気がありAさんの介護は難しい状態でした。Aさんはがん末期のため、病状が悪化するたびに入院し、症状緩和の治療などを受けていました。でも、もう病院では治療がなく、担当医より「転院」するか「在宅療養」かという選択を迫られました。Aさんを家に帰してあげたいというB子さんから相談を受けて、がん末期で在宅療養するなら、訪問診療と訪問看護に来てもらったほうが良いと伝え、具体的にどんなことをしてくれるのかもお話しました。B子さんは元々Aさんを家に帰したいという希望があったので、在宅療養を決断し、準備を始めました。入院中のAさんは時々意識が遠のくことがあり、早く家に帰らないと、このまま病院で亡くなってしまうかもしれないという状態の中、訪問診療医の後押しもあり、家に帰ってきました。

 

Aさんが住み慣れた自宅に戻った後、Aさんの意識は一時的に鮮明になり、一週間ほど過ごして在宅で息を引き取りました。

Aさんが亡くなった後、2-3ヶ月後に友人B子さんと会い、その時のお話を伺いました。

 

病院ではなく住み慣れた家で過ごすことができ、大変だったけど、親子水入らずのいい時間が過ごせた。訪問看護師さんには本当に感謝してる!中でも、夜中でも電話したら来てくれたことが、とても助かった。看護師やヘルパー、訪問医の連携が取れていて、いい人達ばかりで良かった!!

 

と話してくれました。

 

私が直接ケアしたわけではないけれど、在宅での看取りの率直な感想を聞くことができて、私も訪問看護をしていて良かったと思えました。

 

 

日頃私たちは、訪問看護をしていて在宅でお亡くなりになった方のお宅へ、グリーフケアも兼ねて弔問に伺います。その時にも、ほとんどの方がB子さんと同じように、家で看取ることができてよかったと笑顔で語ってくれます。

 

そして、住み慣れた場所で穏やかにご家族と共に最期を迎える決断ができるように、私たちができることを頑張ります!

 

 

(写真は市川市側から撮った江戸川です)

 





 

| 日記 | 18:04 | comments(0) | - | - |

求人は間に合ってます!新規依頼の受付は可能です!

 

 ホームページの求人情報は載せたままになっておりますが、今年の5月に1名増えて、現在6名の常勤看護師で訪問しております。したがって、当分の間は求人しない予定です。土日の勤務はあるものの、希望により週休3日制を導入しているためか、看護師が定着しています。うれしい限りです。このような炎天下の中の自転車での訪問なので、体調管理も大切ですよね。

 

 お陰さまで、最近にわかに忙しい状況となっておりますが、スタッフが増えたこともあり、新規依頼の受付は可能です。お気軽にお問い合わせください!

 どのようなご利用者でも対応いたしますが、創傷管理や呼吸ケアは比較的得意分野かと思います。

 

※写真は、昨年の夏に伺った柴又帝釈天の庭園です。 

| 日記 | 20:14 | comments(0) | - | - |

今年も経営の講義をしました。

先週の話になりますが、

今年も愛知県看護協会の訪問看護認定看護師教育課程で、経営に関する講義を終えました。今年で早くも5年目になりました!

 

毎年、受講生たちの学習意欲は素晴らしいと思っています。私のような年齢(年齢だけではないかもしれませんが‥)になると、集中力も低下し、勉強することが体力的にもきつくなります。しかも仕事をしながらの受講です。

 

私は、大学院で経営学を学んできましたが、講義することで果たして受講生の役に立っているのだろうか?と思うこともしばしばあります。でも、教員をしていた頃の私の教育のポリシーは、”教え込むのではなく、学生が自ら主体的に学ぶこと”でした。今でも同じです。なぜなら、受け身の授業は何も身についていないことが多いからです。

 

現在、訪問看護ステーションの経営は、たくさんの問題を抱えています。経営者が訪問看護のことをわかっていなかったり、訪問件数だけ稼いで、結果的にスタッフが潰れてしまうとか‥そんな哀しい現実が残念ながら多いのです。一方では、先進的な取り組みをしている訪問看護ステーションもあって、私も刺激を受けています。

 

また来年に向けて、日々頑張ります!

 

(写真は名古屋の栄にあるオアシス21の水の宇宙船)

xx

| 日記 | 15:26 | comments(0) | - | - |

学生指導から見えること

先週、学生実習が終わり、最終日のカンファレンスがありました。

 

当ステーションは小規模なので、管理者の私が学生指導も担当しています。私自身、看護教員をしていたこともあり、学生指導は自らやりたい気持ちが強いのです。

 

実習期間中は日々の学生の記録に目を通し、最終カンファレンスでの学生の学びを聞いていると、その内容から、スタッフが訪問先でどのような看護をしているのかが垣間見えます。

 

今回も訪問に同行しながら、多くのことを学んでくれて、大変嬉しく感じました。

訪問看護は看護の専門性がたくさん詰まっています。

それを確実に実践してくれているスタッフを誇りに思っています。

 

※写真は、先日宮崎でいただいた冷や汁。コレは暑い日に良いかも。
| 日記 | 21:59 | comments(0) | - | - |

「ご挨拶」を更新しました。

バラ

 

「ご挨拶」を更新しました。

ふと気が付くと、ホームページの「ご挨拶」が古くなっていました!

ホームページ開設の時から変えてないので当然ですよね。

 

ついでなので、写真も変えました。

なごみでは、ご利用者に“スタッフ紹介”として、スタッフの顔写真と名前と自己紹介の載せたものをお渡ししています。

開設当初から作っていますが、5月に新しいスタッフが入ったので、ついでに私の写真も撮りなおしました。

所内では「変わってない〜!」という反響でしたが、どうでしょうか?

 

この写真は、5月の天気の良い時に撮ったバラです。

 

 

なごみ訪問看護ステーション のホームページもご覧ください。

ご挨拶ページ

 

 

| 日記 | 00:28 | comments(0) | - | - |

たくさんのミニ講義を行いました!

なんとめでたいご臨終

 

一年に一回しか更新していないブログです(笑)
今年は、色々なところから依頼があり、ミニ講義を5回ほど行いました。
対象は、病院の看護師やケアマネジャー、一般市民。内容は、訪問看護に関する全般的なこと、ターミナルケア、精神疾患の看護などでした。短時間で色々なことを伝えなくてはならず、内容を吟味してお話ししました。果たして、理解してもらえたでしょうか??

自ら訪問看護ステーションを始めて14年目となり、思うことが色々ある中で、このような機会をいただけることを大変嬉しく思っております。
訪問看護ってまだまだ知らない人が多いし、具体的にどんなことをするかは、ケースバイケースなので一概には言えません。最近は、友人から、ご両親の在宅療養のことで相談を受けることが多くなりました。だんだん介護を担う世代に入ってきましたね。

看護学生への経営の講義も6年、認定看護師の訪問看護ステーションの経営の講義も4年が経過しましたが、試験やレポートの採点をする度に、来年はどうやって教えようかな?と考えています。時代と共に講義内容はどんどん変わっていくし、興味を持てるような教材を探すのも苦労します。意外とアタマを使います。いつまで続けられるのでしょうか?

小学校の恩師の佐治薫子先生に、「教えることは自分の勉強なの」と教えられました。私は4年生の時に6年生の先輩からヴァイオリンの弾き方を教えてもらい、自分も同じように後輩に教えてきました。教えることで無意識にやってたことを意識できるようになります。看護も同じです。

訪問看護を他の職種の人や一般の人に確実に理解してもらえるように、しっかり言語化して伝え、実践していく必要があるなぁと日々痛感しています。

今年も終わりです。たくさんの方々にお世話になりました。心より感謝申し上げます。来年もよろしくお願いいたします。

※写真は、スタッフが緩和ケア学会に参加して見つけてきた本です。タイトルがユニークですね。近いうちに読んでみようと思っています。


Kaori Hayama

 

| 日記 | 23:11 | comments(0) | - | - |

看護学会に参加してきました。

12月16、17日に看護科学学会へ参加してきました。
当ステーションでは、私だけでなくスタッフも、毎年なんらかの学会に参加しています。
最近私は在宅関連の学会に参加することが多かったのですが、今回この学会に参加したのは、看護のなかで訪問看護ってどのような位置付けなんだろう?ってことに関心を持ったからです。学会のテーマであるダイバーシティ(多様性)やイノベーションにも心惹かれるものがありました。
参加している人は、おそらく看護大学の教員や大学院生などがほとんどで、4000名くらいの参加者がいる非常にエネルギッシュな学会です。そこで、在宅領域の口演は1割、交流集会においては4割を占めており、在宅看護はこれからは重要な位置づけであることを改めて感じることができました。その他の分野でも退院調整などの発表も多く、病院側でも在宅を視野に入れていることを実感しました。
特に面白いと思ったのは、「ケアイノベーションをおこす」というシンポジウムでした。訪問看護分野においてもサービス提供という側面で新たな発想が必要なのではないかと日々思っていて、それを後押ししてくれるような感じでした。


今年ももう終わりですね。
一年を振り返ると、在宅でのお看取りが増えてきたなぁという印象です。社会的にそういう流れなのでしょうが、在宅を自ら選択される方も増えてきています。なごみ訪問看護ステーションも14年目となり、在宅療養を希望される方を受け入れることだけでなく、早期から在宅療養のアドバイスをしていきたいと考えております。どうぞお気軽にご連絡下さい。
来年も引き続き、よろしくお願いいたします!


写真は、学会が開催されていた仙台国際センターの駅です。よく見ると羽生結弦さん荒川静香さんのモニュメントがありました。

 

仙台国際センター駅にある羽生結弦さん荒川静香さんのモニュメント

| 日記 | 13:09 | comments(0) | - | - |

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